• テキストサイズ

▽▲ 大人ノ玩具箱 ▲▽【イケメン戦国】(R18)

第8章 ▼華ニハ蜜ヲ△ *織田信長ルート*





信長の指の動きが、緩やかになる。

その動きに焦れて、ハナの瞳が信長に請う。



「このまま、終いにしてしまう気か…?」
「――っい…や、ですっ…ふっぁあ!」

じわじわと、絶頂を引き寄せるような信長の指遣いが、徐々にハナの羞恥心を奪っていく。

「限界だろう…応えろ、ハナ」
「はっ…ぁあっあ…ご、ご…か、い…ですっ」

か細くも従順に応えるハナを、紅玉の瞳が満足げに眺める。

「よくぞ応えた…では、褒美をくれてやる」
「――ぁぁあああっ!!」

逃れぬよう、信長の腕がハナの上体を引き寄せる。
胸の頂を噛みつくように吸い上げる。

ハナの内にある指が、途端に荒々しい動きを見せた。

何度達しても、緩むことなく狭いそこを進み、奥の一点を責め立てる。



「――っはっぁああ、っ―――――っ!!!」



声にならない声を発し、その背が美しい輪郭を為し反り返る。
緊張が頂点に達した途端、欄干を掴むその手が力を失う。
脚からも力が抜け、美しい人形のように信長の膝にその身が崩れた。



信長がその躰を受け止める。



信長の腕の中、気を失ったハナがいた。

その身から、紅蜜華の香りが消え去っていた。


/ 292ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp