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▽▲ 大人ノ玩具箱 ▲▽【イケメン戦国】(R18)

第7章 ▼華ニハ蜜ヲ△ *明智光秀ルート*





胸元を見遣ると、ハナの気遣わしい視線が絡む。



今しがた、無理やりに気をやらされたというのに、どこまでお前はお人好しなのだ。
苦笑とともに、愛しさを覚える。







  ホ       ノダ  
   シ  イ      ロ
               ウ?




          


――愛おしいのだ。どうしようもない程に…







  ノ    バ ヨ   
    ゾ メ    
           イ…    







―――ハナ。



お前は知らなくていい。

俺はお前が、愛おしい。



お前のその笑顔こそ、俺が望んだものだったのだと…

お前が心から笑って見せた、あの瞬間から感じていたのだ。








だからこそ、遠ざけた。







お前に触れたなら…確実に…ウバッテシまう。



――雑音が、浸食していく。



薫りは一層、濃くなっていく。
それとともに、思考が乱れ、混沌とする。



――俺の、為スベキ、コトはなんだ?



「光秀さん…?」

ハナが俺を呼んでいる。



――アァ、ソウダ。


お前を、媚薬から…開放して…忘れさせてやるために…


――今すぐ、お前の毒をウバッテヤルカラ



――だから、イマスグ・・・










   逃 げ ろ  ハナ!!









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