• テキストサイズ

▽▲ 大人ノ玩具箱 ▲▽【イケメン戦国】(R18)

第7章 ▼華ニハ蜜ヲ△ *明智光秀ルート*





胸元に顔を寄せたハナの背中に、光秀の両の腕が回される。



僅かに腕に力を入れて抱き寄せれば、光秀の胸元にハナの甘い吐息をふっと感じた。

抱き寄せたまま、その体を湯に沈める。

水面の下、ハナのすらりと伸びた白い脚が、揺蕩う湯着の合間にゆらゆらと見え隠れする。
その足に、光秀の手が触れる。
触れた瞬間、ハナの躰がびくりと震えた。

「お前の躰は、美しいな…」

光秀の唇が耳介を擽り、甘い囁き声を注ぐ。
その手はハナの内腿を優しくたどり、やがてその中心を探るようにそっと触れた。

「――やっ…ぁんぅ!」

光秀の肌に、ハナのか弱い手が縋りつく。
しかし湯に濡れた肌にその手は滑り、ハナの躰が湯に沈みかけるのを、光秀の腕が抱き留めた。

「あ…ぷっ…?」

顔が湯に沈まぬよう、湯船の底へ延ばしたハナの手が、湯着越しに何かに触れた。
それは硬くそそり立ち、ばねのように、ハナの手を押し返して…

「――っ!」

耳元で、光秀が小さく息を飲む音を聞く。



――そこでようやく、気が付いた。

手に触れるそれは、光秀の――



しかし、ハナの手は光秀の手に掴まれ、そのまま光秀に背を向ける様に躰の向きを反転させられた。
背中に光秀の胸板を感じ、ハナの心臓が一際大きく鼓動を鳴らす。

「み…光秀、さん…今の…」
「悪い子にはお仕置きが必要だな、ハナ…」

子どもを窘めるような口調だが、ひどく妖艶な声音がハナの耳元を犯す。

「お前はただ、俺を感じていれば良い」
「や―――っ!?」

先程までの労わるような触れ方から一変し、光秀の手が荒々しくハナの胸を掴み、揉みしだく。
もう一方の手が、性急にハナの中心へ指を這わせ、その首筋に、光秀が甘く、歯をたてた。



そのどれもが、ハナに僅かな痛みを伴う甘い熱を与えていった。


/ 292ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp