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第7章 ▼華ニハ蜜ヲ△ *明智光秀ルート*
口を覆っていた掌が、そのままするりをハナの腰元の帯へ下る。
湯の中、音もなくそれは解かれ、湯着は湯に揺れ。
ハナの白い裸体が、湯着の湯に揺られるに合わせて徐々に露わになっていった。
「――ふっ…ぁっ」
光秀の唇が、再びハナの耳介を擽る。
擽っては、じゃれあうように唇でそこを柔らかく食む。
不意に舌先が、ぺろりと耳を舐めると、ハナの背筋に甘い痺れを生じさせた。
「…ふっ、ぅんっ」
ハナの手が、光秀の上腕に縋る。
その手をそのままにさせ、光秀はハナの首筋に舌を這わせていった。
光秀の手が、ハナの肩に張り付いていた濡れた湯着を、静かにはがす。
湯に濡れ、外気に触れた濡れたハナの肌が、ひんやりとした空気に僅かに震えた。