▽▲ 大人ノ玩具箱 ▲▽【イケメン戦国】(R18)
第6章 ▼華ニハ蜜ヲ△ *伊達政宗ルート*
「―――…ハナ…」
耳元へ政宗の声が降ってくる。
その吐息でさえも、今のハナにとっては甘美な毒となって身を蝕んでいく。
「―――あっ」
震えるハナの肩を、政宗の手が掴みその躰を反転させた。
火照った頬に、柔らかくひんやりとした褥の感触が心地よく触れた。
白く浮き上がるハナの背中に、政宗の唇が柔らかく触れる。
甘く香るその躰を味わうように、舌を這わせ、歯を立て甘く噛みついていく。
その度に、ハナの躰がビクリと震えた。
「ふっ……んぅっ!」
落ち着きかけたハナの躰を、政宗の口付けが煽っていく。
逃れようもなく、逃しようのない快楽を身に抱え、ハナは唇を噛み締め耐えていた。
その唇を、政宗の指が優しくなぞる。
「堪えるな……もっとお前の啼き声を聞かせろよ」
「ま、さむね…っ」
唇をなぞったその指は、首筋を撫で、背中を優しくなぞっていく。
その指の軌跡を、政宗の唇と舌とで丁寧に愛撫していった。