第8章 つかの間の休息
「嘘…だろ」
のあとを付いてきてたどり着いたのはなんと職員室。まさかとは思うが、って教師に惚れてんのかっ!あ、いや、待てよ…今までの行動を振り返ると、確かにその可能性が高ぇ。BクラスとCクラスに行ってたのは、惚れた先生を探していたんだ!すげぇな、。これって禁断なやつじゃね?
職員室から出てきたの後には…ええっ!?イ、イレイザーヘッドォオオ!?
「ま、まじかよっ!超やべぇっ!!」
物陰から見守りながら俺は動揺を隠せなかった。だって、まさかあのがまさか相澤先生のことを…!?しかも担任かよっ!
『すみません。相澤先生にしかお願いできなくて…』
「頼みってなんだ?」
『このお弁当…パパに渡してくれませんか?』
おおっ!ついに、ついにが弁当を渡したぞ!やっぱりの好きなやつって相澤先生だったのか!っくぅ~!確かにイレイザーヘッドかっけぇもんな!いいな、俺も女子から手作り弁当もらいてぇよ。
「渡してやりてぇのは山々だが、あいにくこの手だ。それに、俺は今から用事で学校を出なきゃならねぇ。机の上に置いといてもいいが、オールマイトさんが職員室にいつ戻ってくるかわかんねぇしな」
『えっ、あ…そうなんですか』
「悪ぃな」
え、相澤先生その弁当受け取らねぇの!?まじで?気持ちは嬉しいが、俺たちはあくまで先生と生徒。の気持ちには応えられねぇ…ってことか?おいおいおい。めちゃくちゃ落ち込んでんじゃねえかっ!俺だったら全力で受け取らせてもらうけどな。相澤先生は弁当を受け取らずに職員室に戻って行った。
やべぇよ。もう次の授業終わったら昼じゃんか。どうすんだよ。なんなら俺がその弁当もらうけど?
「あー腹減ったな~。誰か弁当2つ持ってたりしてねぇかな」
「何その弁当。良かったら俺食うけど?」
「まあまあ、先生のことは諦めて、俺にしとく?」
……どれもだめだ。あくまでさりげなく、を傷つけないように、そして弁当を頂くにはどうしたらいい!?