【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】
第81章 僕に
んぐ、と声を出せない。
唾液はシャツに吸い込まれる。
零が腰を掴んで、何度も何度も…奥を突く。
れい、れい…、とシャツに吸い込まれながら呼ぶ名前と喘ぎ声は呻き声のように、シャツに吸い込まれる。
「っ…ったく…分かりましたよ」
陰茎を蜜口からずるっ、と抜かれて零が頭を撫でてくる。
「…どうやら、俺の方が我慢できなくなってるようだ」
額にキスをされて、口元からシャツを奪われる。
「すぐ片付けるから、俺に抱かれる準備してて」
「…んっ、…」
小さく頷いた。
零が離れて、鞄の中から盗聴器を調べる機器を取り出して…
私は…
「あっ…ん、…」
自分の体を…緩く触る。
そんな私の額に零がキスをして、満足げに笑った。
こんなことしてていいのか、と理性が僅かに働くけど…零が望んでるからの一言で終わってしまう。
イきそうになれば、少しだけ体が冷めるのを待って。
その繰り返し。
…イきたい。
早く、と零を確認すれば真剣な表情。
思わず、…ナカの指を増やして激しく動かした。
ダメだって、嫌だって思うのに…零の顔を見てると、止まらない。
そんな私に気づいてなのか、目が合えば優しく微笑まれた。
キュッ、と子宮が疼く。
「あとその部屋だけだけど、…我慢できますか?」
イっとく?と耳元で囁かれると頷きたくなる。
でも、小さく首を横に振った。
透さんじゃ、満たされない。
「…僕に嫉妬しそうです」
「しないでよ」
すぐ終わらせますね、と首筋にキスをされて…痕、残して欲しくなった。
そんな物足りない表情は零にすぐ見つかって笑われる。
部屋全体と、ベッドの枕元に仕掛けられてる盗聴器に仕掛けた人物の趣味の悪さを感じた。
「もういいよ、○○。名前を呼んで」
「れいっ…零…好きっ」
「あぁ、って、急ぎすぎ。…ッは、…待て」
好きと言いながら零のズボンと下着を一気にずらし、跨って…挿入れた。
止まらない喘ぎ声。
零の名前を呼びながら、キスをして、呆気なく迎える絶頂なのに、止まらない腰の動き。
「あっ、あンッ…!れいっ、零好き…!零ぃ…!!」
「あぁっ…ッたく、…イきながら…っ、動くとか…」
息が荒れる零にキスをする。
零が私を押し倒して、深く子宮を突く。容赦のないそれに、喘ぎ声は抑えきれず…零も私も、同時にイくことが、できた。
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