【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】
第77章 後悔(降谷視点)
「透さん…!」
○○の呼ぶ声がして。
慌てて部屋に戻った。
「…どうした!」
「体…っ…凄く、熱くて…苦しいっ」
「…ッ…抜けてないって言ってたもんな…」
「れいっ…」
「大丈夫…怖くないから…」
「れい…イきたい…っ…触って…?」
「だめ…」
「キスして…っ」
「ごめん」
見るからに様子がおかしくて。
…薬は抜け切れてなかったのだと。
これで許して、と額にキスをすれば足りない感覚に蜜口へと伸ばそうとする手を押さえつけた。
「今は頼むから…そういうこと、シないで」
首を横に泣きながら振る○○。
「依存する可能性があるんだ…全部、ちゃんと抜けたことを確認するまで待って」
「や、だぁ…!」
ジタバタ暴れる○○を押さえつけながら、ナースコールを押した。
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