【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】
第69章 油断※裏
赤井さんだから怖い、という気持ちより…与えられる快感が、怖かった。
気持ち良すぎて。
激しくシてほしいのに、子宮まで当たるんじゃないかってくらい奥まで突かれて…ゆっくり、ゆっくり抜いて…その繰り返し。
こんなの、…頭がおかしくなる。
赤井さんが私を見る目は優しくて。
…あの時、怖かったのはやっぱり零で…赤井さんじゃないことを、改めて思って。
「赤井さん…っ、…腰、揺れちゃ…うから、…激しくシて…下さい…!」
「…いい顔だな」
声が最高に良くて。
脳に響くような赤井さんの声は、少しずつ息を乱した。
ゆっくりだった行為は、突然激しくなって…私は声が堪え切れなくて。
「やっ、赤井さ…っ…これ、やだ…っ!やなの…!!」
やめないで。やめて。激しくして。しないで。
頭が矛盾する気持ちでおかしくなりそう。
…でも何より、私が一番嫌な快感…頭がおかしくなる、それは…
「イっちゃぁ…ァァッッ!!」
潮を、噴いた。
赤井さんと私の結合部を…激しく濡らして。
赤井さんが少しだけ驚いたのがわかって…恥ずかしすぎてどうにかなりそうだった。
顎を掴まれ、キスをする。
達したばかりで舌もうまく絡められなくて、赤井さんはそんな私を容赦なく攻め立てる。
膣内に何度も何度も。
頭がチカチカして、もうよくわからない。
優しいのに、激しくて…すごく、容赦がなくて。
繰り返し達する私はもう声を出すのも限界で。
赤井さんが私の舌を強く強く吸い上げたタイミングで…避妊具越しに達したのがわかった…
嫌でも、あの時の赤井さんと、今の赤井さんが別なんだって…頭でも、体でも教え込まれた感じ。
「…赤井さん……その、抜いてもらえませんか」
断る、と言われ…ちゅ、と額に口付けられて…なんなんだこの人。
ピロートークのような甘い時間。
…この人、…すごく、綺麗な顔してる。
零とは違う系統の、綺麗な顔。
私の視線に気づいて、何を言うわけでもなくまたキスをしてくる赤井さんに…流されてく。
胸を触られて、また腰が揺れて、もう一度抱いてやると言われた時…膣内がそれを求めるかのように、キュッと締め付けた。
絶対、抱かれてはいけない相手だった。
沖矢さんは、私の中でまだ…言い訳があったのに。
赤井さんとの行為は、…2回目は、激しくされて何度も潮噴きして…赤井さんが、嬉しそうにしたのは…見間違いだったか。
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