【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】
第64章 初めて見る※裏
胸で陰茎を挟み、先端を口に含む。
先走る精液に音を立てないように静かに吸った。
挿入れたい。
バニー服が濡れるのは…正直困る。
「零…出しそ…?」
「…っ、あのな…」
昨日もたくさんシたんだぞ、と言われて…零が私の頭を掴む。
矛盾する零の行動が嬉しい。
「…っ、くそ…っ」
声を堪える零に愛おしさが増す。
谷間の挟む力を強くして、零が乱暴に頭を押さえて腰を動かすから…もっと…もっと零が、気持ちよくなってくれれば良い。
後頭部を押さえつけられて、喉奥に精液が吐き出される。
「……零…」
「…はぁ…っ……ふざけるな」
「ふざけてないですよ、…降谷さん」
紅潮する零の頬にキスをして、陰茎を綺麗に舐めて下着を再度綺麗に履かせた。
「……零…すっごく、えっちだったね」
「っ…良いから、こっち見るな」
それから、と零のシャツを着せられてボタンを上までしめていく。
「お前、……やっぱ着替えろ…」
「…いや、着替えたいって言ったじゃないですか」
「はぁ…っ………ギリギリまでシャツ着ておけ。目に毒だ」
「毒って……この格好も随分なものだと思いますけど」
彼シャツに網タイツ。
…その下はバニー服ってどんだけマニアック。
「…終わったら覚えておけ」
「貴方こそね」
シャツをめくって、零に見せつけて笑う。
零の唾を飲み込む音がまた響いて…シャツを下された。
俯いて深呼吸する零に、やりすぎたかと反省する。
長い髪が零の顔を隠す。
髪の隙間から見える零の表情が、愛おしい。
「…お化粧、しますよ」
顔を上げてと顎を掴んで向かせれば、目が…潤っているような…欲情する零に。
「………零、すごくえっちだね」
目尻にキスをして微笑んだ。
零が顔をそらすから化粧ができないと言って顎を掴みながら軽く粉を叩いて、何度もキスをした。
…女装してる彼氏が、こんなに可愛いなんて。
そんなの誰にも理解して欲しくないけど……自慢したくなる。
零につけまつげをつけてマスカラを塗り、…また何度目かとキスをする。
可愛い。
…可愛すぎて堪らない。
「…キス、…そろそろやめろ」
「んー?…まだ化粧直しするから大丈夫」
「お前も化粧するんだろ」
「……れーちゃん、そんな口調じゃバレちゃうよ?」
「っ…ふざけ」
「そんなお口は塞ぎます」
舌が絡んで…熱くて、もっと欲しくなる。
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