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【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】

第7章 初めてのデート※裏


車がマンションの駐車場に停まって、達した後で力が抜けてる私の膝裏に腕を通し横抱きで部屋まで運ぶ。部屋に入り鍵を閉めて、キスをしながら流れ込むようにベッドに連れていかれる。

「…もう、濡れてる」
「透さんも…」

スカートをめくり、下着を見られると先程達したせいだけじゃなくてキスで濡れてるのが、布ごしでわかる。
…でも、透さんだってそうだ。下半身で主張する陰茎が、形を主張する。
体を起こして、透さんのベルトに手をかける。カチャカチャ、と慣れない手つきでベルトを外す。ボタンを外し、ジッパーを下ろす。
透さんが優しく私の髪を撫でて。嬉しくて、幸せで。

「…○○?」

脱がしたら離れると思ったのだろうか、主張する透さんの陰茎へ布越しに口付けた。ビク、と透さんの体が震えたのが分かる。
布越しに舌を這わせて、強くなる淫靡な匂い。脱がしたい、と視線で伝えれば頷かれて下着を取っ払う。
先端に舌を這わせて、そっと手を添える。…零にも、シたことがない行為。

ベッドの壁に背中を預けて、透さんは私の様子をジッと息を殺して見てる。膝をついて舐める体制は、なんてだらしないのだろう。

「…透さん、…気持ちぃ?」
「ん、…気持ちいいです」

もっとこうして欲しいとか、言ってくれないと分からなくて。
先端から喉元は深く陰茎を咥えて、口に含めない部分を口の動きに合わせながら手で動かす。透さんに、気持ちよくなってほしい。
どこかで見たそんな行為のシーンを思い出しながら、透さんの顔を見上げると手の甲で声を堪えるように、快感に耐えていて。
だめだった。
私はそれに、興奮した。透さんや零に攻められてばかりだったから、こんな風にその顔を見る余裕なんて過去になかった。先端から根元まで、口に含んで舌を絡めて吸い上げて。少しずつ苦い味が広がっていく。
その苦味がなぜか私を興奮させて、濡れてくのが分かる。

「○○…っ、はなれ」

肩を掴み私を離そうとした透さんに驚いて離れたくないと抵抗するように口に含んでいた陰茎の先端を吸い上げると、バカ、と慌てた声と嚙み殺すような声が耳に入った途端…口の中で流れ込む。
ごくん、と驚いて飲み込んでしまってその味に無自覚に顔を歪めた。

「…透さん、…気持ちよかった?」

息を整えようと顔を逸らす透さんの頬にキスをすれば、そのまま押し倒されていた。


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