【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】
第39章 会えない時間で溜まるモノ※裏
「…○○、…?」
何度目かわからない。
…イきすぎて、シーツは汗と性液で濡れて気持ち悪い。
「…○○…」
一度抜いては、また挿入して。
…零の陰茎が、熱を冷めることを知らない。
零だって…達したのは2・3回じゃない…正直、与えられる快感の強さに覚えてないけど。
「…○○」
ぺちぺち、と頬を叩かれて。
ハッ、としたように零の目と視線を合わせる。
「○○、さっきから…何考えてる?」
「…え?」
「…トびすぎ……可愛いけど、…俺との行為に集中して」
集中してって、無茶言うなと思った。
…貴方との行為がヨすぎるから…意識が飛んで全く別のことを考える。
無自覚に起こる現実逃避のような、変な感覚。
「…不安は口にしろ、……気持ち良いなら声出して」
「っ、…れい」
「…抱き潰すと言ったけど……意識のない○○を抱く趣味は…無い」
はず、と付け加えられて笑ってしまう。
「そこは言い切ろうよ」
「…○○次第だから」
零が達すればするほど、…一回一回の行為が長くなって。
その度に零の…何倍かわからないくらい、イってる。
「まぁ、…こんだけイったことないもんな」
「……まだ、スる?」
「…挿入れなくても、舐めたい」
「は…?…っ、イかされるだけなのは、もう…無理」
「今日…潮吹きしてないけど?」
「ッ…やだ、あれ…嫌い…っ」
「…あぁ……だからしてないんだけどな」
…零が気持ちよくなってほしいだけなのに、零は私が気持ちよくなってほしいのだと言う…から、噛み合わなくて。
「………やめとくか」
ぎゅ、と抱きしめて…陰茎がお尻にあたる。
…熱が冷めないそこを、…楽にしてあげたいのに、身体は限界。
「…や、だ…やめないで…」
「○○が気持ち良くない行為に意味はない…」
気持ち良いんだって。
…その強すぎるものに堪えられてないけど。
「焦らなくて良い…目覚めても、明日はずっとそばにいれるから」
優しい声に手に…キス。
「じゃ…あと一回、…だけ」
「ふ、…もう受け止められないくせに、まだ欲しいんだな?」
そんな風に言わないで。
後ろからゆっくりと挿入されて…
「あっ、…れいっ…」
「…○○…愛してる」
その言葉だけでイってしまって…あとはよく、覚えてない。
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