【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】
第37章 もっと…※裏
タクシーはすぐに捕まって、私の家まで送ってもらった。
早く抱きたいと囁いてきた零に…堪えられずに頷いた。
部屋に着いて玄関で服を脱がされながら、ベッドまで運ばれて。
服が点々とベッドまで落ちてる。
零が私に跨って…ネクタイを外す姿は…目が離せなくて。
「……家だとあんなに飲まないのに今日はどうした?疲れたか?」
「ううん、楽しくて…」
「…それは良かった」
でも、と…零の首元から外されたネクタイが、頭上で私の両手首を結ぶ。
「嫉妬させたお仕置き」
「…私の方が嫉妬したのに」
離して、と言いながら…零に、こういうことされるのが嫌じゃなくなっている私がいて。
…あんなに飲まない、と指摘をされて気づいた。
零の前だと、零との時間をお酒に酔って忘れてしまったら嫌だ。
お酒に酔う前に、零に酔ってるから…
お酒のせいに、したい。
縛られて見られてるだけで濡れてるのも。
胸の突起が、勃ってるのも。
「…風見さんばかり連絡受けててずるい」
「○○は気づかないことあるだろ」
お昼だって、と言われてその通りなんだけど…羨ましいものは羨ましいのだ。
首元を舐められながら…零が己のシャツのボタンを一つ一つ、外していく姿は煽情的。
胸の突起を咥えて…甘噛みされた。
ンゥ、と声が上がっては…物足りない刺激に体を揺らして。
「…零…もっと、つよく…噛んで…?」
「はっ…」
歯を立てて…噛まれたら、気持ちよくて。
痛みが、気持ちよくて。
…あぁ…もう、私…戻れない。
零が片方の乳房を揉みしだいて…指で強く乳首を摘まれると体が震えた。
「優しく、が好きだったくせに」
「…っ…零…抱きつきたい…っ」
「……その顔もっと見たいから、我慢して」
どんな顔。
…零を求める顔。
「○○、…挿れるから舐めて」
零が私の口に…ズボンのチャックを下ろして取り出した…陰茎を充てがう。
「…っ…零…」
早く早く早く。
…早く欲しい。
陰茎の匂いに、…愛おしさが溢れた。
シャワー浴びてないのに、舐めさせるの…珍しいなって。
少し汗の匂いがする。
精液の味と混ざって…尿道を吸いあげる。
陰嚢に舌を這わせて…陰茎を裏筋から先端へと舐めて。
「…っ、ほんと……俺以外にシたと思うと殺したくなる」
欲情した零の度を超えた独占欲の言葉は、私を濡らした。
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