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【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】

第35章 そして日常へと※裏


繋がりに安心したのは、私だけじゃないようで。
零とキスをしながら、動かずにお互いの繋がる熱を感じた。

「……零…好き」
「…あぁ、知ってる」

締め付ける膣内に歪む零の顔…
あぁ…綺麗だなって思いながらキスを楽しむ。

「…このままいっそ…一つになれれば良いのに」

舌を絡めながら思う。
零の隙間が全部なくなって、…この熱が心地よくて。

「…○○…悪い……動いて、良いか?」
「あっ、…ごめん……私が、動くよ?」

大丈夫、と言われて立ち上がって。
零に抱きついて片足が床につきながら、片足を掴まえられた体制で。
深く深く突かれて。
声が上がっては、浴室は響くから…恥ずかしさで声を堪えようと己の腕に噛み付いた。

零がそれに気づいて、口の中に指を入れてくるから…声が、堪えられなくなる。
噛んで良いと囁かれるけど、噛めるわけがない。
歯を立てないように吸い付いて堪える声。

もう、何でも良い。
零が気持ち良いと言ってくれて。
そばにいることを許してくれて。
それ以外に欲しいものって、何だったっけ。

零が迎える絶頂を膣内で受け止めると…深く深くキスをされた。
…あぁ、イったばかりで余裕がないんだなって感じてそのキスを受け入れて。
落ち着いたのか、少しだけ息を乱して…

「…悪い」
「何も悪くないよ」

気持ちよかったね、と笑えば余裕のある私が気にくわないのか…

「ちょ、…っあ、ん…!」
「生意気」
「…っ、…ば、か…っ」

私が一番気持ちイイとこを突かれて…落ち着きかけた熱を無理やり上げられて。

「…れ、い…っ、零…」
「…あー、もう……っ」

○○の体は中毒になる、と。
零が耳元で囁いて…向き合ってまた抱き合う。
零の顔がこんなにもちゃんと見れるから。
零が私を感じてくれてるから。
声が堪えきれず零の唇に噛み付くように吸い付いて…



お互いの熱を納めて、浴室から出た私達。
いくらシてもお互い求めてしまう気持ちには、笑ってしまって。

「…寝る前にお茶でも飲みますか」
「うん、あったかいやつ」

用意されたのは梅昆布茶。
リラックス効果と疲労回復が…と言う零に笑ってしまって。

「美味しい」

リラックスも疲労回復も、私には零がいてくれればそれで良いなんて思ってしまった。



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