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【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】

第27章 貴方以外の※裏


「でも、それじゃあ…っ、それじゃあまるで」

零から聞いた。
たどり着いた時には、死んでいたと。
今の話から…簡単に推測できる。
階段を登ったのは零だ。


それじゃあまるで
零がヒロくんを…
追い詰めたのと同じじゃないか。


「あくまで人伝手に聞いた話ですから」

それがもし事実なら…
零が、壊れてしまう。

「……誰にも言わないでください」
「勿論誰にも言ってませんよ」

…言葉の違和感。
誰にも言ってないならなぜ人伝手に聞ける?

「それで、どうされますか」
「………私には荷が重すぎます…」

それでも

「協力致しますよ」

私に出来ることなら。
…零のそばに、いれるなら。

「それは良かった」

この人も、同じなんだ。
…私が零のそばにいたいことを見透かして、それを弱味として突き立てる。こういう話をするときはいつもそうなのに、どうして何かあるときは…こんなに優しいのだろう。

「まずはベルモットに気に入られてください…大丈夫、貴女ならすぐ…彼女の好みになれますよ」

…私はなりたくない。
目を瞑ると思い出しそうな…二人が体を近づけて口付けていた姿。

「……今週末、…複数人相手にすると言われてます」
「貴女は、どうされたいですか」

やりたくない、でやらなくてすむなら。
やりたくない、で逃げられる問題なら今すぐ国外逃亡だってしたいくらいだ。
…零と一緒なら。

「…複数人相手なんて、…薬飲んだときにされてるので、……やり方を、教えて欲しいです」
「本来なら彼に教わるはずなのに?」
「……だって私、透さんに抱かれてるときは幸せだから」

それに…今零に触られると、全部…全部…
あの女性のものだって

「今日これから…もう一度シますか」

今度は痛くします、と言われて頷いた。



沖矢さんの陰茎を舐めながら、何度もイかされた。
蜜口だけではなく…零すら触れたことがない尻穴に指を入れられて…喘いでは止められて、喘ぐ振りをするのだと、本当に喘いで夢中になるのは…

そんなこと…

「っ…おき、やさ…挿入れて…」

あまりの快楽に…熱に浮かされて。
両膝を抱えて足を開いて沖矢さんを求める。

こんなんじゃ駄目ですね、と…
挿入されてしがみついた。





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