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【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】

第17章 これから※微裏



「零…?」

いいの?と訊ねればキスをされて床に押し倒された。

「基礎体力、つけないとな」
「へ」
「○○、昔より体力落ちただろ?」

セックスで力尽きるのが早くなった、とわざと…わざと、甘くヤらしい声。

「…っ、…絶対…関係ない」
「バスローブ姿、二度と誰にも見せるな」

…零のスイッチは、相変わらず少し不明だ。

「零…昨日からずっと…シすぎてるよ…」
「○○のここ…何度シてもキツく締め付ける名器だな」

玄関の鍵が開けっ放しだとか、外が明るいとか、いろんなことが頭の中巡るのに…零のキス一つで、全部考えられなくなる。
足りなかったものを埋めるように、零は何度も求めてくる。
…喘ぎながら、快楽に堕ちながら、ふと思い出したのは…
警察学校時代の、仲間のことだった。

「何を、考えてる…っ?」
「…あっ…零の…ことだよ」

零が私を求めてる。
…昼間から、こんなことをしてるなんて…そんな罪悪感と、それを超える快感に…
喘ぎ声はキスで搔き消した。



「○○、シャワーまだいいのか?」

あれから何度したのだろうか。
日が暮れる前に、長い長い行為を終えて動けない私を笑い零が先にシャワーを浴びた。

「…ん、…まだ平気」
「動けないか」
「…動きたくない、が正しいかも」

頭を撫でるその手に頬を擦り寄せて…

「…ごめんね、零」
「どうした?」
「零の手間…増やしちゃって」

そんなことない、と優しい声。

「…俺が○○といたい」
「零…、…零は、媚薬みたい」

重たい体を起こして…零に口付けて。
お風呂上がりの良い匂いがする、零。

「零の髪から…私と同じ匂いがする」
「…○○?」
「零…おかしいかな…まだ、シたい」

体がおかしい。
…零と、ちゃんと両思いになれたのが嬉しくて。
零の隣にいてもいいと許されたことが嬉しくて。

「…一回だけな」

零も満更でもなくて。

「…零とのセックス…依存しそう」
「してしまえ」

零が仰向けになって私が零に跨って…
陰茎に手を添えて、蜜口に…挿入した。
繰り返される行為は、飽きることを知らない。



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