第17章 運命の番(2)…松田陣平>>3
その表情、その顔が大人の春枝と似すぎていた。感じながらもうっとりと笑う子供の春枝が愛しくてご奉仕を頑張る。唾液を含み、ジュボジュボと音を立てて舌を使い絡ませた。子供の春枝は大人の春枝にもたれ掛かりながら、声を押し殺している。その姿にゾクゾクと体が感じた。好きな女と好きな女が俺のあられもない姿を見て感じているのだ、そんなの興奮するしかなかった。
「んっ…ちゅ、はぁ…んん゙っ…春枝、気持ちい、か?」
「んっ…じん、ぺぃ、さっ…」
「なんだか妬けちゃいますね…陣平さんがこんなにご奉仕する姿初めて見ました」
いや、お前の場合ご奉仕する間もなく俺を甘やかして中へ貫いて来るから…そう思うも大人の春枝もして欲しいのかと思い、ちろりと舌を出して笑みを零した。
「春枝もしてやってもいいぜ?」
「!、生意気…」
目を丸くして直ぐにたりと笑った春枝の表情は酷く似合う。もっとその顔を見ていたいと思うも、二本目をぐりぐりと入れて来た。
「ん゙んんっ…ぁ、はっ…ぅあ、あぁ゙」
「性器を舐めて、陰茎が張り裂けそうになり…中はこんなに濡れて欲しがっているのが良く分かります」
「ひっ!ぁあ、ぅぐっ…ああぁあ゙っー!」
「中もしっかり解れて来ましたし、挿入しましょうか…」
ちゃんと“私”をリードしてあげて下さいね?そう大人の春枝は子供の春枝から身体を離す。俺から指を抜き取り、四つん這いになって?と声を掛けられた。普段の俺なら抵抗がある、だが疼く中を押し進めて欲しいという欲望が勝っていた。抗うなんて出来るわけがない。子供の春枝へと尻を向けた。俺の前には大人の春枝が機嫌良さげに見下ろして来る。一回り大きな性器に息を呑む。舐めたい…春枝の精液はどんな味がするのだろうか。
「春枝っ…中に、入れてくれ…」
「初めてだもんね、でも大丈夫…陣平さんは開発済みだから痛くないわよ?」
「……なんか、羨ましいですね。陣平さんの隅々まで知っている私が」
「長い付き合いだから…例え私でも彼等はあげないわよ?」
「いいえ?私も開発して甘やかしたくなりました…私好みの調教で、ドロドロになるまで犯して愛したい」
「ふふ、流石は“私”ね?」
春枝は俺の髪をそっと撫でた。