第4章 運命の番(3)…緑川景光>>1
「ぁ、んぁ…あぁ、指、ゆびぃ、んあぁあ゙!」
「中から沢山溢れて来ますね…指で中をこねくり回されるの気持ちいいの?」
私と景光さんは浴室で続きをしていた、後ろに手をついて、お尻を持ち上げるように中を見せてくれる。トロトロと溢れ出る中を洗い流し、私の細く長い指を入れてかき回すと中が擦れるのか気持ちよさげに喘ぐ。彼の勃起した陰茎を掴み、濡れている手の平で上下に擦る。前も後ろも攻められて、もう無理だと左右に首を振りビュルビュルと勢い良く精液を吐き出した。壁にどろりとした精液がゆっくり下へ流れて行き、ずるずると床へ座り込んでしまう。
「ふふ…身体、洗いましょうか?」
「ひっ…ぁ、じ、自分で…するっ…」
「そう言わずに、手伝いますよ?」
ニタニタ笑う私は景光さんに話し掛けつつ、手の平を泡立たせて背中から抱き締めて身体を手に這わせる。背中は直に私の豊満な胸が当たり、動くことに乳首が背中に擦れる。それがまた気持ちよくて私もムラムラしてしまった。嬉しいことにこれで三度目になるのに、まだまだ若い景光さんの陰茎はムクムクと大きく固くなっており、私は舌なめずりしてひっそりと笑った。
「また大きくなりましたね…」
「う、うぅっ…」
「ふふ…恥ずかしがらなくていいですよ?」
「春枝、俺…おれっ…」
涙目で私の方を向く景光さんが愛おしくて、項を歯型がつくつらい強く噛んだ。声を我慢して、ビクビクと身体を痙攣させる。ほのかに香るΩの匂いと、それを包み込むαの匂いが浴室を満たす。ピクピクと小刻みに震わせる景光さんは私の方にもたれかかり呼吸を整えていた、はぁはぁと甘い吐息を漏らしている。
「景光さん…また欲しい?」
「はぁ、はっ…春枝…」
先ほどよりも大きく勃起した陰茎は、私に犯して欲しそうに先走りを溢れさせている。洗っていただけと言えば嘘になるが、こうも敏感に感じてくれるとこちらも嬉しかったりするしもっと気持ちよくさせたいとも思う。
「したいなら、四つん這いになって私にお尻を見せて?」
「っっ…は、恥ずかしぃ」
「じゃあ止める?」
「いや、いやだ…したぃ、春枝の欲しいっ」
そう従順に私の願いを聞き届けてくれる景光さんは四つん這いになり、私は泡立つ手で引き締まったお尻を撫でながら挿入した。
「んぁあっ!」
「いっぱい、景光さんを愛してあげますね?」