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王の孔雀石【ONE PIECE 】

第3章 後編 王の願い 少女の想い



「んっ…!っひ…あぁ!?」


あの後、慣れた手つきで秘部を解され、痛い程昂っている雄を一思いに突き入れられた。

それからは、もうされるがままだった。

「っは…ん…っや…あぁ…っ」

深く抉られる度に、背筋を駆け上がる快楽。

更にはユーリの弱いところを突くように、緩急をつけて浅く出し入れされる。

既に何度か絶頂を迎えたユーリは、シャンクスの激しい動きについて行けず、必死に縋りついていた。

今までとは違い、一生懸命に彼を受け入れようとするその姿。

拒否の言葉どころか、彼女の瞳に宿っているのは快楽に支配された色。

言われなくても、彼女がシャンクスを求めているのが分かった。

「ユーリっ」

シャンクスは己の熱い楔で、その中を容赦なく攻め立てた。

当然彼女から悲鳴に近い声が上がるが、それは快楽から来るものだと分かっていた。

ベットが軋む音と、彼女の喘ぎ声が部屋に響き渡る。

「シャンクスッ」

ユーリはシャンクスの髪に手を触れると、そのまま頭を引き寄せて口づけた。





「好き、です」

口づけの後、そう微笑んだ彼女。

彼女の表情が、言葉が、行動が、1つ1つシャンクスの心を満たしていく。

この感覚は、今まで感じたことがなかった。

生まれて初めて感じる幸福感に酔いしれながら、シャンクスはユーリの腰を引き寄せた。

「…あっ…!」

「ユーリ……愛してる」

「っは…ん…シャ…ンクス…」

「好きだ」

「んあっ…!わ、私も…ッ・…あい…してる…!」

今までの激しい動きとは変わって、ゆっくりと彼女の中を犯す彼。

何度も彼女の名前を耳元で囁きながら、その心までも犯す。

そんな彼に応えるように、背に手を回したユーリ。

そのまま二人で激しく口づけを交わすと、ユーリから甘い声が漏れる。

ドロドロに溶けあうまで貪り尽くすと、後はどちらかが満足するまで交わるだけだ。

惚けたような彼女の瞳を愛しく思いながら、シャンクスは再び律動を開始する。


程なくしてシャンクスの欲望は、ユーリの体内へ注がれるが、まだ行為は終わらない。

ただひたすらに、彼女の甘い声に耳を傾けながら、その身体を貪り尽くしたのだった。





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