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王の孔雀石【ONE PIECE 】

第3章 後編 王の願い 少女の想い


※R18です。
苦手な人は224Pまで飛ばしてください。




















穏やかに始まった口づけは、次第に深さを増していく。


「っふ…ん…ぁ…」

最初は主導権を握っていたユーリも、あっという間に彼に主導権を取られてしまった。

口内を貪るように吸われ、ユーリから僅かに声が上がる。

歯列も粘膜も余すことなく愛撫され、力の入らなくなったユーリがシャンクスに縋るように身体を預けてくる。

唾液の絡み合う音が響き渡り、彼女の腰を引き寄せた。

「…ユーリ」

口づけの合間に囁くように呼び、彼女の背中を撫でる。

密着した身体で、感じているであろう熱を持った彼の一部。

息を荒げ頬を染めた彼女に、シャンクスは笑みを浮かべると再び口づけた。

「今日のおれは重症だからなぁ。ユーリがやってくれるんだろ?」

口づけから解放し、からかうような声色でそう尋ねる。

布越しに昂ったそれを押し付けながら、彼女の瞳を覗き込む。

一瞬、迷ったように視線を彷徨わせたユーリだが、素直に行動に移した。

彼のズボンに手を掛け恐る恐る引き下ろすと、完全ではないが既に勃ち上がっているものがその姿を見せる。

「…ユーリ」

躊躇うように固まった彼女を促すため、声を掛けたシャンクス。

口淫なんてやったことないが、やるしかないのだろう。

ユーリは意を決すると、その昂りに手を添えた。

ゆっくりと擦り上げるように手を動かしていると、頭上でシャンクスが笑った気配を感じた。


「そんなんじゃ、何時まで経っても終わらねぇぞ?」

そう言ってユーリの後頭部に手を添えると、ゆっくり下降させる。

そのままユーリの唇に擦りつけられた熱い楔に、彼女は再び硬直する。

しかし半ば押し入れられるように突き入れられた為、口内にそれを受け入れざる得なかった。

ユーリが慣れていないのを察しているのか、時折どうすればいいのか教えてくる彼。

ユーリはただひたすら、彼から言われるがままに舌を動かし愛撫を続けた。

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