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【ハンターハンター】暗殺者のクオーレ・プーロ【イルミ】

第5章 California Poppy -拒絶しないで-





そんな男がトランプを人差し指と中指で挟んでヒラヒラさせながら、ニヤついた笑いを浮かべて近づいてくる。


「わーお♡本当に真っ白な美人さんだね♢」


男は腰を屈め、顔を近づけた。


「こ、来ないで…」


私は顎を引いて怯える。


「だ、誰…?」


ようやく声を出すことができたけど、自分でも震えてるのがわかる。


「ボクはヒソカ♠︎しがないマジシャンさ♢キミにとっては恋のキューピッドってところかな♡」


恋の…キューピッド?

どういうこと?

意味がわからなくて余計にこわい。

どうしたらいいのかわからず、思わず布団を頭からすっぽり被って震える。


「そんなに怖がらないでよ♠︎取って食おうってつもりじゃないし、ちょっとイルミのことで話したいだけだからさ♢」


イルミ様…?

私は恐る恐る布団から顔を出す。


「ヒソカ様と…仰いましたか?イルミ様のご友人様なのですか?」


彼はにっこり笑って頷く。


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