【ハンターハンター】暗殺者のクオーレ・プーロ【イルミ】
第4章 Anthurium -恋に悶える心-
「キミのそういうプロに徹する考え方、嫌いじゃないよ♢でも、仕事に縛られないで自由にしてみるのもイイもんだよ♠︎必要かそうじゃないかとかそういうの抜きにしてさ、自分の心に聞いてみるのもたまにはイイんじゃない?」
イルミはヒソカから視線を離し、ひじをつきながら一点を見つめる。
「オレの後…つけてきてたんだよねぇ…。"絶"使ってんのにだよ?あり得なくない?気配と勘だけで追ってきたみたいでさぁ。オレだってほぼ追えないのに」
「かわいこちゃんは何かそういう能力者なの?」
「いや。オレもそう思って確かめてみたけど、オーラ見えてなかった」
ヒソカは目を輝かせて興味津々そうに頷いた。
「へぇ♣︎ボクも感度ビンビンの時はわかるから、それと一緒かな?」
「ヒソカと一緒にしないで。なんかやだ」
「あ、そう…」
無表情でバッサリ切るイルミ。
そのバッサリ切られたヒソカは思わず苦笑いする。
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