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【ハンターハンター】暗殺者のクオーレ・プーロ【イルミ】

第4章 Anthurium -恋に悶える心-





「かわいこちゃんがキミに怒ってるのは、彼女の言葉が全てだよ♣︎父親の支配から解放されたと思ったら、今度はその解放してくれた恩人から支配されようとしてる…♢『何で縛ろうとするの?』って言葉の内には、たぶん…『よく私にそんなこと言えるのね』って意味も含まれてるんじゃない?」

「ふぅん…」


イルミはうつむいて少し考えた後、またヒソカの方を向いた。


「じゃあ、どうすれば許してくれる?」

「キミ、少しは自分で考えなよ…」


ヒソカは呆れ顔でイルミを見る。


「考えてもわかんないよ。だってさぁ…そもそも何でこんなことヒソカに聞いてんのか、自分でもよくわかってないし」

「じゃあ、何でかわいこちゃんに許してほしいんだい?いつものキミなら別にそんなの気にしないですぐ忘れると思うケド♣︎」

「えっ?…うーん」


イルミはじっと考え込む。


「傷付けたなら謝らないといけないだろう?また会った時に怒ったまんまじゃ話もできない」

「また会った時、ねぇ…♠︎それって彼女に会いたいってことだよ♡」


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