【ハンターハンター】暗殺者のクオーレ・プーロ【イルミ】
第3章 Calendula -失望-
「いやぁあああああああああああああああっっっ!!!!!」
やだやだやだ!!!
蝶以外の虫は体が完全拒否!!!
黒光りしてる!!!
黒光りしてるけど!!!?
どどどどど、どうしよう!?
無理無理無理無理無理!!!
「ねぇ、大丈夫?」
目をぎゅっと閉じていた私は肩を指でツンツンされてハッとした。
「ごめんなさい…。本当に無理でーー…!!?」
その瞬間気付いた。
私、イルミ様に抱きついてる!!?
「そんなに怖い?飛びついてこられたから思わず受け止めたけど…」
目を丸くしてるイルミ様と目が合う。
私はコクコクと機械のように頷きながら必死に状況を把握してる。
というか私…抱きついてるというより、足まで床から離してイルミ様に完全に抱っこされてる!!
左腕で私の体支えてくれてる!!?
ああぁあああああ!
恥ずかしい恥ずかしい!!!
でも、だからと言って"ヤツ"がカサカサしたかもしれない床に足もつけられない!
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