【ハンターハンター】暗殺者のクオーレ・プーロ【イルミ】
第18章 Odontoglossum -特別な存在-
すると案の定、レオリオさんが「え?え?」とイルと私を交互に見る。
「ま、まさか……こっ、恋人?」
「えぇ」
「うん」
その返答に、目を丸くして固まっているレオリオさんを横目に、クラピカさんはハァとあきれたようにため息をつく。
「さっきのを見たら気付くだろう、普通」
「いや、親族の挨拶かもしんねぇだろ!彼女の方はキルアと同じで髪も白いし!あ……も、もしやリリアさんも…こ、殺し屋とかそっち系の…?」
「まさか…!」
私は半分笑いながら否定した。
「私はゾルディックではありませんわ」
「そ。彼女はまだシュピールツォイク」
イルが私の代わりにラストネームを彼らに教える。
私がその名を口にしたがらないのを知っているからーー…
「ま、それも今だけ。いずれオレがゾルディックにしてあげるつもりだし。リリィ、自分のラストネーム嫌いでしょ?」
「イ、イルったら…!」
イルの不意打ちに、私は赤らんだ頬を隠すように口元を抑える。
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