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【ハンターハンター】暗殺者のクオーレ・プーロ【イルミ】

第18章 Odontoglossum -特別な存在-





「おいクラピカ、どうやってこんなとんでもない美女と知り合ったんだ?」


レオリオさんは小声でクラピカさんに耳打ちしながら肘で軽くつっついている。

丸聞こえだけれど…。


「前に彼女の護衛任務についたことがあったんだ」

「くーーー!!!羨ましいぜ!こんな美女と仲良くなれんなら、護衛でも何でもいくらでもやってやるのによォ!」


レオリオさんは悔しそうに頭を抱えながら天井を仰いだ。


「その節は本当にお世話になりましたわ。ですが、もう護衛は必要ありません」


私は「ね?」と後ろを振り返ってイルを見上げた。


「リリィは狙われやすいからね。オレがそばにいてあげないとすぐ死んじゃうから」


イルはそう言うと、私の腰に手を回して自分の方に寄せ、少し屈んで私のこめかみに頬をくっつける。

まるで「こういう関係です!」とアピールするように。


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