• テキストサイズ

【ハンターハンター】暗殺者のクオーレ・プーロ【イルミ】

第2章 Hardenbergia -奇跡的な再会-





「仕事だからね。ターゲットの下調べはするよ。ちなみにさっきのナイフ男はキミの父親の用心棒だよ。あ、でも今回はキミの親の顔さえわかっていれば良かったから、キミがこの家の令嬢だったのは知らなかったけど…」


今回…?

今回って、どういうこと?


「シュピールツォイク家当主が娘を権力者に売ってたことは知ってる。それってつまり、キミのことだよね?」

「あ、あなたは…一体何者なんですか…?」


嫌な予感がする。

…いや、今まで目を背けて、無意識のうちに考えないようにしてきたのかもしれない。



ーーー…「依頼には含まれてないし」



ゲイルを殺した時に言ってたこと。

依頼…つまり、誰かに頼まれて殺しをしてる。



ーーー…「仕事だから」



それが仕事。

殺しが…『仕事』ーー…




「うん。キミの考えてるとおり、オレは暗殺者…」


彼は平然と答え、長い髪をサラリと流し、細く白い腕で門を押した。


「オレの名前はイルミ・ゾルディック」


家の門がギィっと開くーー…







「キミの家族を殺しに来た」




_
/ 215ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp