• テキストサイズ

【ハンターハンター】暗殺者のクオーレ・プーロ【イルミ】

第14章 Pink Tulip -愛の芽生え-





「なんだ、お前。心、あるじゃないか」


ハッとする。

オレにもこんな心が…あるんだ。


彼女のことが大切…。

彼女のことが好き。

リリィが好き。


「そっか…。オレはリリィのことが好きだったんだ。…うん。教えてくれたおかげで今はなんかしっくりくる」


否定し続けて、殺して、邪魔なだけだと、そんなの絶対ありえないと思ってた感情。

探してた、取り戻せた…オレの感情。



ーーー…「その気持ちに答えが出たら…聞かせてくれますか…?」



答え…やっと出たよ。

求めてた答え。


オレはリリィ…キミのこと、好きだよ。

この感情、この想い、大切にしなきゃいけない。

もう二度と失くさない。

もちろん、キミのことも大事にするよ。


早く伝えたい。

早く会いたい。

そうしたら、キミはどんな表情でどんな言葉を返してくれるの?


キミはオレのこと…好き?

好きだといいな。

キミのこと、もっとよく知りたい。


ヨークシンで教えてね。


_
/ 216ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp