【ハンターハンター】暗殺者のクオーレ・プーロ【イルミ】
第14章 Pink Tulip -愛の芽生え-
「なんだ、お前。心、あるじゃないか」
ハッとする。
オレにもこんな心が…あるんだ。
彼女のことが大切…。
彼女のことが好き。
リリィが好き。
「そっか…。オレはリリィのことが好きだったんだ。…うん。教えてくれたおかげで今はなんかしっくりくる」
否定し続けて、殺して、邪魔なだけだと、そんなの絶対ありえないと思ってた感情。
探してた、取り戻せた…オレの感情。
ーーー…「その気持ちに答えが出たら…聞かせてくれますか…?」
答え…やっと出たよ。
求めてた答え。
オレはリリィ…キミのこと、好きだよ。
この感情、この想い、大切にしなきゃいけない。
もう二度と失くさない。
もちろん、キミのことも大事にするよ。
早く伝えたい。
早く会いたい。
そうしたら、キミはどんな表情でどんな言葉を返してくれるの?
キミはオレのこと…好き?
好きだといいな。
キミのこと、もっとよく知りたい。
ヨークシンで教えてね。
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