【ハンターハンター】暗殺者のクオーレ・プーロ【イルミ】
第14章 Pink Tulip -愛の芽生え-
「はー、なんかすっきりした。リリィはオレにとって大事な人」
オレは針を構える。
2人はぎょっとした顔で息を大きく吸った。
「オレにも大事な人がいるっていうのは理解した」
オレは両隣の針人間に命令してサブマシンガンの銃口をターゲットに向けさせる。
「でもさぁ、やっぱり関係ないよね?それとこれって」
オレはリリィのことが好き。
リリィのこと、傷つけられたくない。
でも、プライベートと仕事って別物じゃない?
プライベートのことを仕事に持ち込むのってプロじゃないし。
大事な人がいるから?
それが人を殺さない理由にはならない。
オレはリリィと家族を守れればそれでいい。
殺す理由も単純でいい。
…そうだな。
こんなのどうだろう?
「だって、仕事だから」
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