第8章 青色の出逢い
金「おい、大丈夫か?」
国「金田一知り合い??」
金「あぁさっき外で会った。烏野のマネだよ。」
貴『ご、ごめん!!私、神崎夢杏。助けてくれてありがとう・・ニコッ』
さっきの事で顔が強張りうまく笑えてない。
国「あぁうん。俺、国見英。それより、手、震えているけど、大丈夫?」
そう言って夢杏の手を包み込んでくれた。
貴『あっ、うん。ありがとう。ニコッ』
安心したのか笑顔もいつも通りになった。
金(クッソ国見の奴どさくさに紛れやがって!)
国「よかった。それじゃあ、後でね」
貴『国見くんも金田一くんもありがとう!!』
そう笑いかける夢杏に2人は頬を少し赤く染めて
金/国「「おうッ///」」
と答え体育館に向かった。
貴『あっ!これ!』
キャラメルのストラップに鍵がついている。
どちらかが落としたのだろう。
声をかけた時にはもう距離が遠くなっていて気づかれなかった。
貴『まああとで渡せばいっか!』
そう思い、鍵はポケットにしまった。
ドリンクを作り終え、体育館に向かった。