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審神者の子どもは愛されない。【刀剣乱舞】
第4章 沖田組
彼等には良い思い出なんかない。
よし、やっぱり今日は帰ろう。
こんのすけを抱き上げて離れの方に戻ろうとすると、目の前が急に暗くなった。
「何してんの?」
気づいたら、
私の目の前にはあの二人がいた。
あ…
どうしよう…
私…
身体中が小さく震えだす。
震えるのをとめたくて、
こんのすけを抱く手に力をこめる。
私、またなにか言われるの…?
加州清光の手が私の方にのばされる。
叩かれる?
それとも、首をしめられたりするのかな
足に力が入らなくて、
逃げたくても逃げられない。
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