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*恋人はインキュバス*【R18】

第2章 夢か現か





「そう言えば…まだ名前聞いてなかったな。俺はハルト…お前は?」

「……、」

「…教えねぇと今すぐ俺のモンぶち込むぞ」

「っ…」

そう脅され、私は震えそうになる声で自分の名を告げた。


「葵か…。涙も蜜も精気も…どれを取ってもお前は最高の女だ」

「んっ…」

再び舌を絡めるような厭らしいキスをされる。
彼と触れ合ってからまだ数十分しか経っていないのに、きゅんきゅん疼いてしまう下腹部。
まるで「もっと」と自分から求めるように…


「…そんなに俺とのキスが気に入ったか」

「っ…、ちがっ……」

「違わねぇよ…こんなに中締め付けといて」

「ひぁっ…!」

さっきと同じように、また2本の指で弱い所を擦られる。
その度びくんびくんと背中を浮かせる私を楽しそうに眺める彼。


「おねがっ…、もうやめて…っ…」

「そうだな…これ以上イかせてお前が気を失ったら困るし」

「……、」

そう言って彼はあっさり指を引き抜いた。
けれどホッと安堵の息を漏らしたのも束の間…


「お前の意識があるうちに…ちゃんと俺のモンも味わってもらわねぇと」

「…!」

体を起こした彼が穿いていた下履きを寛げる。
中から現れたのは、大きくそそり勃っている男性器で…

(…う…、うそ……)

当然そんなものを見るのは生まれて初めてだった。
想像なんかよりもずっと大きくてグロテスクなソレ。
今からソレを私の中に入れようと言うのか…


「い、いや……やめて…」

「そう怯えるな…。しっかり解したし…これだけ濡れてれば入るだろ」

「ひっ…」

私の脚を押し開いた彼が、ぴとりとソレを秘部に当てがってくる。
そして何度かソコを前後に擦り上げた。

(…あ…熱い…っ…)

彼の舌も熱かったが、大きくて逞しいソレは比べものにならないくらいもっと熱い。
擦られる度、ぬちゅっぬちゅっと卑猥な音が響く。


「お前の蜜で俺のモンも十分濡れたし……入れるぞ?」

「っ…」

ぐぷっと音を立てて中へ入ってこようとする彼のモノ。
媚薬の効果なのか、不思議と痛みは感じない。
それでもさすがに圧迫感は拭えなくて…


「ぁっ…、く…」

「はぁっ…、もっと力を抜け…」

そう言われても体は言う事を聞かない。
恐怖と緊張で強張るばかりだ。



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