第17章 猫耳娘は笑う兎と約束をする 終
『…ん…にゃ…?』
ルナはベッドの上で眠っていて、ゆっくりと目を覚まし周りを見渡した
そこは久しぶりの部屋
神威「あ、起きた?」
扉を開けて入ってきた神威はにこにこ笑いながらルナの元に歩み寄った
『神…威…? …俺は一体…?』
神威「やっぱり覚えてない? ルナは地球で暴れまくったんだよ??」
『え!!?; まっまさか高杉の奴のせいで…!』
神威「建物は壊したけど、人は殺してないヨ?」
神威の言葉でルナは安心した
『よかった…』
=ぎゅっ…=
不意に神威がルナを抱き締めた
『な…//!!? かっ神威…//!!?;』
神威「…何で…勝手にどこかへ行ったのサ…?」
耳元で呟いた神威の声は消えそうな声だった
『…神威が悪い』
神威「俺のせい? …何でサ?」
『なっ何でだと!!?(怒)
毎日毎日俺にちょっかいを出しては俺の睡眠の邪魔をして…!!!!』
神威「だって昼間からグータラ寝て… ダラしなくなイ?」
『俺は夜行性だから昼間は寝てるんだよ…(怒)
夜に寝て昼時に動くお前等と一緒にするな…!』