第11章 暗い路地裏にはご注意下さい!
高杉「覚えてたか?
お前と春雨の戦艦中で初めて会って何回目かの時に
俺が何気なく作ってお前がよく反応してた笛だ
…すぐ来たって事は覚えててくれたんだなぁ?」
『その変な音の吹き方をするのは晋助くらいだもんな!』
高杉「あぁ?(怒)
音がしねーのに吹き方なんて分かる訳ねーだろ」
『やれやれ
周りの奴等は耳が悪すぎるんだ!』
高杉「耳のいい猫族と一緒にすんじゃねぇよ」
高杉は呆れたように一息ついた
『しょうがない!
俺が聞いててやるから
上手く吹けるように練習しろ!vV』
高杉「上から目線かよ;
隣で聞いてやがれ
上手く吹けるようになってやる」
ルナは高杉の隣に座り、猫笛の音に猫耳を澄ませる
『また明日も来てやるから!
ちゃんと来いよな!』
高杉「そりゃこっちの台詞だ!
上手かったらちゃんと言えよな!」
『はいはい!vV
じゃあな晋助!』
高杉「あぁ」
高杉は帰ってくルナを見送った
高杉「…あ…
あいつを鬼兵隊に連れてくのを忘れてた…;」
目的を完全に忘れてしまっていた高杉であった←