第2章 興味から知る正体

うな重を食べながら盛り上がる
今までどういう事件をどんな風に解いてきたか
それには、ほとんどコナン君が関係していた

話しているとあゆみちゃんが気になることを言う


あゆみ｢コナン君は、あの高校生探偵の工藤新一お兄さんの親戚なんだよ！｣

『へぇ〜、そうなんだ！
でも、彼は死んだんでしょ？』


私が聞くと、コナン君と灰原ちゃんが驚いた顔をする


光彦｢それはないんじゃないでしょうか
コナン君も蘭さんもたまに電話してるようですし
ねえ？コナン君｣

コナン｢え…あ、あぁ…そうだな…｣

『あれ？そうなの？あたしが聞いた話と違うね』


その言葉にコナン君が反応を見せる


コナン｢それ、誰から聞いたの？｣

『え、誰からって…会社の人よ？』


私は適当に答える
すると、コナン君は何かを考え出したかと思うと灰原ちゃんとどこかへ行ってしまった


(ありゃ、あたしとした事が口が滑ったかな？)


光彦｢また、始まりましたね
二人の内緒話が｣

『またって、どういう事？
いつもある事なの？』

あゆみ｢いつもではないんだけど
たまにああやって、二人でコソコソ話してる時があるの｣

元太｢内容は教えてくれねぇけどな｣


(……)


『ふーん、二人でコソコソねぇ…(小声)
あ、お姉さんちょっとトイレ行ってくるね』


そう言って二人の後を追いかけた