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あなたを守るために

第2章 興味から知る正体



朝、メールの音で目を覚ます


(………ちっ…
こんな、朝早くに…
あたしさっき寝たばっかなのに)


イライラしながら、メールを確認する
相手はこないだのあゆみという女の子からだった


【お姉さん、あゆみだよ!
朝早くにごめんね。
今日みんなで集まってるからどうかなと思って】


(子供ってのはこんなに早起きなの?)


なんて馬鹿な事を考えてる場合じゃない


【もちろん、OKよ!
待ち合わせはどこ?】


その後、メールのやり取りをして時間と場所を決めた
そして、こないだの顔に変装する


(さて、どこまで近づけるかなぁ〜…)


心を踊らせて部屋を出る

私は待ち合わせの米花公園につき車から降りる
待ち合わせ場所には皆、揃っていた


『遅くなってごめんね〜
待った?』

あゆみ「んーん、大丈夫!今来たとこだったから!」

『そっ
じゃあ、行こっか』

元太「いぇーい!!食いまくるぞ〜!」


私は苦笑いする


(ほどほどにね〜)


そんな事を思ってると、茶髪の女の子が私から後ずさった


灰原「…っ……」

光彦「灰原さん?どうかしましたか?」

灰原「い、いいえ、何でもない
行きましょう」


(何でもなくないでしょ)


今度は私が聞く


『どうしたの?どっか具合でも悪い?』

灰原「い、いえ、本当に大丈夫ですから」


(その顔色で大丈夫、ねぇ〜…)


気にはなったが、私はあえて知らないフリをする


『そう?気分が悪くなったらいつでも言ってね』


その後、私は彼女の顔色が悪かった理由を知ることになる


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