第2章 興味から知る正体
依頼を頼んだ日から数日たった
わかった事は彼の両親が事故にあって阿笠博士と言う男に預けられてるが
何故か毛利小五郎の所に居候している
帝丹小学校に通い四人の子と“少年探偵団”をしてる
名前は、あゆみ、光彦、元太、灰原
『って事だけなんだよね〜』
一人部屋で呟く
『しょうがない、もう少し近づいてみるか』
帝丹小学校に向かおうと部屋を出る
すると、組織の末端どもが噂話してるのが聞こえてきた
末端「おい、聞いたか?
だいぶ前にジンの兄貴が、あの高校生探偵の工藤新一を試作中の毒薬で殺ったみたいだぜ」
末端2「へぇ〜それで最近、名前を見たり聞いたりしねぇ訳か」
末端「何やらかしちまって殺られちまったんだろうな〜」
しょうもない奴らがしょうもない噂をしている
(だから、お前らは末端なんだよ)
そう思いながらその横を通り過ぎる
と、そいつらの一人が話しかけてきた
末端「おい、お前
見たことねぇ顔だな?新入りか?」
私はピタリと止まる
末端1「新人なら、挨拶ぐらいしろや
俺らは先輩だぞ」
末端の一人の手が私の肩にかけられた
その手を思い切りつかみ睨む
『あたしは、弱いやつに触られるの嫌いなんだよ
変装にも気づかないような役ただず共が』
末端2「そ、その声は咲綾さん!
も、申し訳ありません…!おい!お前も謝れ!」
末端1「申し訳ありませんっ…!
失礼します…っ」
もう一人が慌てて私に手をかけたやつを連れて逃げていく
そして、また前を見て目的地へと向かった