第6章 壊された休日
子供たちは頼んだものを完食した
食べたのは、ほとんど元太くんだったけど
元太「はぁ〜…もう食えねぇ
姉ちゃんご馳走様!」
『君は本当によく食べるね』
安室さんにお会計してもらう
梓ちゃんは用事があるとかで帰ったらしい
《全部で7823円です》
『こんな金額、喫茶店で払った事ない(ボソッ』
そう呟くとクスッと笑われた
慌てて、口を手で抑え笑った方を見る
《僕も初めて見ました》
顔を赤くしながら、お金を払う
『ご馳走様でした
とってもおいしかったです(ニコッ』
《また、来てくださいね》
微笑みあっていると大きい声で聞かれる
あゆみ「さっきも思ったんだけど…
咲綾お姉さんと安室さんって付き合ってるの?」
『付き合ってないけど、どうして?』
あゆみ「だって、お姉さんすごく優しく笑うの
あゆみ達にも笑ってくれるけど…何となく違うと思う」
光彦「確かに、安室お兄さんもいつもと雰囲気違いますし」
《え?そうかな?
僕はいつもこんな感じだよ?》
あゆみ「えー、違うよ
いつも制服着たお姉さん達に話しかけられると困った顔してるけど
咲綾お姉さんと話してる時はそんな顔してないし…」
コナン「僕も安室兄ちゃんが、また来てくださいって言うの初めて聞いたよ」
『へぇ〜嬉しい
そうなんですか?』
そんな温かい会話をしているとドアが乱暴にあけられた