第2章 聖騎士の剣
「水だわ〜〜‼︎」
「地下水源が復活したぞーーーー‼︎」
村人達が歓喜する中…
バシャッ
イヴェレット
「Σわっ」
井戸の側に居た為に、私は頭から水を被ってしまった。
エリザベス
「!大丈夫ですか⁉︎」
ホーク
「プッ、ダッセーの」
イヴェレット
「いやはや…恥ずかしい所を見られた」
いつの間にか、エリザベス王女も戻って来ていたらしい。
村を助けなかった罰かね…見事にずぶ濡れになってしまったよ。
エリザベス
「………」
私がマントを絞る横で、エリザベス王女はメリオダスの背中を見つめていた。
エリザベス
(やっぱり凄い……これが、〈七つの大罪〉の力…!)