第2章 聖騎士の剣
私は、シーツを引っ張り顔を隠す。
イヴェレット
「メリオダス、そこのカーテンを引いてくれるかい。日光が眩しくてしょうがない」
メリオダス
「いや寝んなよ…」
バサッ
イヴェレット
「あ、」
メリオダスにシーツを剥がれてしまった。
イヴェレット
「酷いな…私は本来夜行性なんだが」
メリオダス
「酔ってグースカ寝てた奴が何言ってんだ。もう直ぐ次の村に着くから、さっさと降りて来い」
踵を返したメリオダスは、「二度寝すんなよ」と言って部屋から出て行く。
イヴェレット
「うーん…」
寝たいのは山々だが、そうすると奴に何されるか分からない…起きるとするか。
メリオダス
「それと、」
扉を半分閉めた所で、メリオダスがこちらを振り向いた。
メリオダス
「イヴェレットさんや、服が乱れてエロい感じになってますぞ」
イヴェレット
「君に見られた所でダメージはゼロだ」