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【ヒロアカ】ヒーローなのに。【R18】

第3章 変革


「いやっ……そんなとこ汚っ……!!」

「汚くないよ、甘い」

ぢゅる……ぢゅっ……

「ああっ、ふぁっ……んんっ……」

手を縛られ、無理やり足を広げられ、出久はその間に顔を埋めて蜜を吸っている。襞を唇で啄まれたり、舌を中に差し込まれたりする度にその中心が疼く。恐らくもう勃っているであろうそこは、刺激を求めて熱を集中させていた。

「凄い……たくさん溢れてくる」

「しゃべっちゃ……やぁぁっ」

今までノータッチだった肉芽を舌先でつつかれ、思わぬ刺激に身体が痙攣する。絶頂特有の倦怠感に包まれていたが、彼は休むことを許してはくれなかった。

「ちょっと触っただけでイくって事は、自分で弄ったりしてたの?」

「そんなことっ……んぁぁっ」

今度は強く吸われて見悶える。イったばかりなのに再び上り詰める絶頂感。一度離れた唇がもう一度強くそこを吸い上げると、搾り取られる感覚にまた達してしまった。

「もっ……やだっ……」

「嫌ならイくの我慢しなよ」

愉快そうに笑いながら出久は当然の事のように言った。経験だって爆心地の時の一度しかないのに、絶頂をコントロールするなんて到底無理な話だ。

「可愛いよ、スミレ。必死に抗おうとしても結局堕ちちゃって……僕もう我慢出来ないや」

オーガズム後の消退で放心状態になっている私の頭を撫でながら、出久はゴムを付けた自身を蜜壷に充てがった。爆心地よりは大きくないものの、私からしてみれば彼のモノも相当な質量だ。

「やだっ……入れないでっ」

「素直じゃないなぁ」

困ったように笑いながらゆっくりとナカに差し込まれる。彼の口で充分に濡らされたそこは、簡単にその肉棒を迎え入れた。
爆心地の時に感じたあの痛みはもうない。あるのは、下半身の圧迫感から来る息苦しさと、奥へと入っていく度に擦られる箇所の熱。全てが私を快楽の沼に誘う。

「さっきからっ……僕とかっちゃんの事比べてない?」

全てを収めた後に出久が私の瞳を覗き込む。お前は今誰と繋がっているのか自覚しているのか、と彼の目は物語っていた。色欲に満ちた双眸に心の内を見透かされているような気がして、顔ごと彼から背ける。しかし、こっちを向けと言わんばかりに律動が始まった。
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