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明るみの花【文豪ストレイドッグス】

第3章 黒の時代(本章)


暫くすると
治ちゃんの携帯が鳴った。
電話に出ると、治ちゃんの顔色は
一瞬で蒼白になった。

「…どうしたの?」

心配になった私は電話を終えた治ちゃんに尋ねた。

「織田作が養っていた子供達が殺された」

治ちゃんの言葉はズシリと私の心に重しを乗せた。
私は、余りの衝撃に言葉を失った。

「行かなきゃ…織田作…」

そう呟くと、治ちゃんは勢いよく部屋を飛び出した。

「待って!治ちゃん!」

私も急いで後を追った。
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