• テキストサイズ

超大型な彼の元へ 【進撃の巨人】

第4章 座学の時間






午前中は座学の時間だ。

自由席のはず…よし。お、思い切ってベルトルトさんの隣に…行けるかな!?ちゃんと謝りたいし…!


「ユズー!一緒に授業受けようーっ」

「行きましょーよー!」

クリスタとサシャだ。


『ごめんっ今日は…さっきぶつかっちゃった男の子に謝りに行きたいから、また次でいいかな?』

「あっさっきの背の高い男の子だよね?ユズ…ファイトだよ!!」

クリスタはそう言うと、目をキラキラと輝かせながら両手でガッツポーズをして応援してくれた。うーん?謝りに行くって言っただけなのにそこまで応援してくれなくても…?でも内心凄く嬉しい。がんばるよクリスタ…!ベルトルトさんと仲良くなるチャンスかもしれない!

『ありがと!!じゃあまた後で~!』

「じゃあ私も一緒に行きますー!」

「サシャはこっちで私と一緒に受けるんだよねっ!」

「おわわわー!?」


クリスタがサシャを抑えてくれた。クリスタ、ナイス…!
そうして私は先に座学の教室へ向かった。





ベルトルトさん、もう来てるかな~…ライナーと一緒だろうけどどこかな…あっ居た居た!

やはり2人は一緒に居て、先に座っていた。流石優秀なだけあるなぁ…来るの早くないか…

よしっ行くぞ…覚悟を決めるんだ私、もうヘマはしない…!



『あっあの!』

「ん…?あ、さっきの…!」

『横、す座ってもいいかな…?』

「いいよ。ライナーも構わないよね?」

「あぁ、構わんぞ。」

『ありがとう…』


左からライナー、ベルトルトさん、私の順で座る。

ちょっとどもっちゃった…!でもベルトルトさんの隣に座れたよ!よし、第一段階成功!

ベルトルトさん、背高いから座ってても私より全然高い…うっ意識すると緊張が…がんばれ私!クリスタ、私やってみせるからね…!!



/ 12ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp