第9章 ネモフィラ
「基本私はスマホでのみ組織の人間たちと繋がってるだけだから
どこに行こうが自由だしそれに関しては身バレすることはないと思うよ」
用心は必要だけどねっと言葉をつけたした。
「さんって危ない所にいるのに怖くないの?」
コナンが心の中にあった疑問にぶつけると沖矢がコナンの口に手を当てた。
「昴…。大丈夫だよ
コナン君、私はね。たぶん麻痺しちゃってるんだと思う
何度も医療で人を殺したから」
そう人を殺した。
それは書類でも自分自身の手でも…
次は自分でもいいかなっとも思い始めていた頃
降谷零と再開して止まっていた時はまた動き出した。
表情に出さず
零ごめんなさい、
と心の中で意味もなく謝った。
会いたいと心が叫ぶのを振り払いながら
「会いたいと思ってた人も組織の人間で……
あー。バーボンのばかやろーーー。」
バフっとソファーにもたれかかりまた叫ぶ
「とりあえず情報なにかあればコナン君にもLINEするね。
信じるか信じないかはそっちで判断して」
「うん。わかった。でも無理しないでね
あと灰原には沖矢昴の正体は内緒だから」
コナンはの隣にきてぽんぽんと頭を叩く
はくすくすと笑い「了解!」と返事をした。