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この恋の騙し方/安室

第6章 ラベンダー


「私は…」

口を開き話し始めようとした時。

「ふぁぁ」

奥から哀が伸びをしながら部屋に入ってきた。

「灰原。」

「ん?珍しいお客さんね…」
まだ眠そうに呟きはじめようとした瞬間がソファーから走り哀を抱きしめた。

「間違いない…。志保ちゃん」

以外もちろん哀自身も戦慄した。

「どうしてそれを」
コナンがを睨み言葉を絞り出す

「そんなに怖い顔しないで。大丈夫、言う気もないし私があちらにいる理由もなくなったもの」

動けなくなっている哀の背をぽんぽんと叩きソファーに戻っていった。

「まぁ抜けれないのはわかっているけれど」

目を伏せたのをみて阿笠博士が問う。

「くん。君は一体…」

「私は元風見刑事の協力者。降谷零を探すため黒づくめの組織も利用したわ。
ただそれだけ…。
医師だから利用価値はあるとおもったんでしょうね」

まぁいろいろ改ざんとかしちゃったんだけれど。

と付け足した。

「コナン君が知りたかったことはこれでいい?」

コナンに視線を送ると何かを考えていた

「ねぇ。なんで安室さんを探していたの?」

素直に疑問を口にするが「top secret」と言いながら
人差し指を口にあてて秘密とジェスチャーした

「お姉さんは敵なの?」

の顔をしっかりと見てコナンが険しい表情で言い切った。

「敵では…。ないかな。ただ私は降谷零の協力者だから」

「安室さん次第ってことだね」

「そういうこと。組織のことでは味方かな?」

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