第6章 ラベンダー
「お待たせ。行こっか」
2人身長差コンビがならんで博士の家に向かった。
繁華街を抜け住宅街に入るとコナンがだけにきこえるように言った
「ねぇ…安室さんの協力者でしょ」
前を歩くコナンの表情はわからないがこの間と同じだと感じた
「ん?なぁにそれ?」
とぼけたように返事をするとコナンはチラッと後ろを見て追及することをやめた。
「大き……」
コナンに博士の家と言われるものの自宅の大きさが普通とは全然違い声に出してしまい
横でコナンが声を殺して笑う。
「ちょっと笑わないでよ」
コナンを突っつきながら「お邪魔します」自宅に入っていった。
「博士ー。」
「おお。し…?」
見慣れない人物を見つめて新一と言う言葉をとめた。
「はじめまして です。コナン君が呼んでくれて」
苦笑しながらぺこりと挨拶をしコナンが即座に「安室さんの協力者だって」
と付け加えた。
「全く君は…」
と呆れ笑いながら阿笠博士はソファにを案内した
「子供たちはまだじゃよ。さん珈琲でもどうだい?」
「いただきます。朝食まだで….」
「ん?そうなのかい」
「夜勤だったんです。少しこの米花町みたくてきただけだったんですけど。
すみません。
パン買ってきていて頂いていいですか?」
そっとパンの入った袋を取り出し見せる。
「どうぞどうぞ」っと言いながら博士は珈琲をテーブルに置いた。
「ありがとうございます。」
「さんってどうして安室さんと知り合いなの?」
ふ、としたコナンの疑問に持っていたカップをソーサーに静かに置いた。