第6章 仲直り!
紅覇が…変だっ!!
紅覇にイケナイ体勢で "攻め" られて、拒否をくり返す私。
さっきまでは…あんなに落ち込んでたのにっ…!
何でこうなったのぉっ!?
頭の中で考えながら、顔を赤くしていく。
「ね~ぇ~」
『~っ』
口に手を当てても、まだキスしようとする。
べ、べべべ…別に、紅覇だしっ?
い…いいんだよっ?紅覇だもんっ、大好きな紅覇だもん!
でで、でも…でもねっ?ほら、恥ずかしいっての…あるでしょっ?
紅覇とこんなことしたことないんだも~んっ!!
ギュッと目を瞑って、急かしてくる紅覇に向かって首を横に振る。
すると…いきなり紅覇が、
『…~っ!??』
な、ななななっ…何してるの紅覇ぁっ!!!???
「早く、手。どけなよ?」
紅覇がいきなり、ベッドと私の腰の間に手をいれてきた。
くすぐったくて、ビクッと腰が跳ね上がる。
「っはは♪可愛いねぇおまえ」
ニヤニヤする紅覇が "恐く" 感じるよぉっ…!!(泣)
グイッと、急に腰を強く抱かれて───……
思わず、口に当てていた手を離してしまった。
「スキありっ☆」