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【マギ】僕の猫、撫でてみる?
第10章 帰国
「グスンッ…。
よしっ!!それじゃあ、宮廷に向かおうか」
優しく微笑んで、手を差し伸べてきたシンドバッド。
一瞬、手を握っていいのかわからずに、ジャーファルさんの方を見た。
すると、ジャーファルさんは、
「最後、ですから」
悲しいような、呆れているような微笑みを浮かべて、私の頭を撫でた。
『…なんか、恥ずかしいっ』
そう言って…
ルナはシンドバッドの手を握った。
「…帰ろうか」
ルナたち4人は、宮廷に向かって歩き出した。
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