• テキストサイズ

イケメン戦国【秘密の花園】

第6章 星降る夜に愛を誓う/後編




「もしかして佐助くんが言ってたのって…!」

「そう、これだ。今から起こる流星群を君に見せたくて」

「流星群!?」

「『こと座流星群』と言って、毎年四月に観測できる流星群なんだけど… 実は今 俺たちの居る年は爆発的に流星が発生する、言わば当たり年なんだ」

「そうなの!?」

「うん、よく見てて。どんどん星が落ちて来る」


言ったそばから、四方八方に星が流れ始める。


「ほんとだ、すごい…!あ、あっちも、ほら!」


莉菜さんが興奮気味にキャアキャアと はしゃぎ出した。

喜ぶ姿が愛らし過ぎて、数十年… いや、数百年に一度の頻度でしか発生しない爆発的流星群そっちのけで 莉菜さんを見つめてしまう。


君を連れて来ることが出来て良かった。

そして流星群の予測も狂わずに当たって良かった。


(ここまでは計画通り)


あとは俺が勇気を持って挑むだけだ…ーーー


/ 304ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp