第9章 真夏の個人授業〜教え子の甘い誘惑〜/R18
「はぁ、はぁ… やっと治った〜 死ぬかと思った………」
2、3分ほどして。
ようやく落ち着いた莉菜さんが涙声で呟く。
どうやら長時間 正座をして勉強していたため、猛烈に足が痺れていたらしい。
「ごめんね、佐助くん。もう動いて平気だよ」
「…………」
「…………佐助くん?」
「俺は平気じゃない」
「え… んっ!?」
ほんの2、3分とは言え、
その間、卑猥な行為を思わせる体勢のまま艶っぽい声を聞き続けたわけで。
元々情欲を催していた俺が我慢の限界を超えるには充分な時間だった。
とてもじゃないけど耐えきれない……
俺は莉菜さんの唇に貪り付いた。
「ふ… 佐助く、んぅ!」
「ちゅっ……」
「んっ」
「はぁ… 莉菜さん… 少し口、開いて……」
「う、うん……」
莉菜さんが僅かに唇を開いたその隙間から、すかさず自分の舌を侵入させる。
(ヌルゥ)
「…っ!ふぅ、ん、んんん!」
(ピチャ… ピチャ………)
初めて味わう莉菜さんの口内は甘くて柔らかくて蕩けそうだ。
そのうち舌を絡ませ合うだけじゃ物足りなくなって、頬の内側、上顎、歯茎に至るまでを舐め回した。